優しい世界のクリエイター はなこのブログ

うつ病を理解できなくなったときは・・・

2019/12/15
 
この記事を書いている人 - WRITER -
優しい世界のクリエイター、はなこです。夫のうつ病をきっかけに、人が持っている心の力を知り、夫がうつになった方を中心に、ブログでの情報発信等を行ってきました。今は、一人ひとりの「優しい気持ち」が、誰もがのびのびと生きることができる優しい社会を作るという信念のもと、どんな時でも自分にも他人にも優しい気持ちで生きることを広めるため、新たな活動を展開中。このブログが、読んでくださる方々お一人お一人の大切な毎日に、優しく寄り添えるブログになったらいいなあと思っています♪
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うつ病の家族を、理解できない!

目次

私は今まで、いつも旦那さんの気持ちに寄り添っているつもりでした。

でも一時期、旦那さんのことが全く理解できなかった時期もありました。

 

うつ病は、一見普通に健康に見えることが、周りの病気への理解を妨げてしまう、厄介な特徴があります。

旦那さんが、病気になって3年ほどたったころ。
そのとき旦那さんは、またうつ病を再発したことをきっかけに、仕事を休業中でした。
お休みしている間に、だんだん具合が落ち着いて、お仕事に復帰するまでに、だいぶ調子が良くなりました。

うつ病は、完治していなくても、症状が落ち着いたり、出たりを繰り返す病気です。

私は、仕事がとてもしんどいときでした。
旦那さんは料理が苦手なので、食事を作るのは私の担当です。
毎晩、お仕事から帰って、バタバタと夕飯の仕度。旦那さんは、洗濯や掃除や食器洗いをしてくれていたのに、仕事から疲れて帰ってきて、夕飯の仕度をしていると、何だか自分だけ大変なような気分になってきて、毎日イライラ・・・。
旦那さんは、私が忙しいのを知っていたので、お弁当でも外食でもいいよといつも言ってくれてたんですが、私は、旦那さんの病気のためにも、食事が大事だから、できるだけバランスを考えて、早めに夕食にしやきゃ!と勝手に自分で自分の首を絞めていました。

そんな毎日が続いたある日でした。
私は、その日も、イライラしていました。
私は忙しくて、毎日きついのに、そんなことお構いなしに、家でゆっくりしている旦那さんにイライラして、つい、ぽろっと、深く考えずに、旦那さんの病気についての、心ない言葉を言ってしまいました。

私以外の人には、自分の状態を話していなかった旦那さんは、そのとき、味方だと思っていた私に裏切られたと感じたんでしょう。
何もしゃべらなくなってしまい、その日の夜は、家に帰ってきませんでした。
私はとても後悔しました。
一人、誰にも分かってもらえず、仕事に行けない悔しさと、情けなさと、私への申し訳なさと、いろんな気持ちを抱えて毎日家で過ごしていた旦那さんの、孤独な気持ちを、受け止めるどころか、見放すようなことを言ってしまった…
でも私の中にも、旦那さんにも言えない、誰にも分かってもらえない、旦那さんがうつ病で、自分は健康で、でも仕事と家事の両立はやっぱりきつくて、次第に旦那さんが健康に見えてきて、何で私だけ、こんな大変なんだろう…という、とんでもない勘違いをして…

自分の辛さは、自分しか感じない。

みんな、自分のことしか分かりません。自分の辛さは自分しか感じない。
それはみんな同じ。
そしてみんな、自分なりにせいいっぱい生きている。
それを、思い出しましょう。

そして、うつ病は、一見、健康に見える病気である、ということを、家族は常に、忘れないこと。

健康そうに見えるので、本人も、知らないうちに無理をしてしまう傾向があります。

でも、うつ病の人は、とても疲れやすく、本人も何でもないと思うようなことでも、後でとても疲労することが多々あります。

病気は病気なのです。

症状が治まっているときでも、うつ病の人は、健康な人より、少しのことで疲れ、また症状が出やすくなってしまいます。

 

健康そうに見えるうつ病の家族にイライラするときは、イライラする自分に原因があるんです。

自分が結構無理しているか、頑張らないといけない、という思い込みがあるケースが多いと思います。

そんな時は、自分も怠ける!

無理をしない。

 

○自分も、うつ病の本人も、無理しない。

ただ、家族がうつ病だと、経済的に自分が働かざるを得なくて、ついつい無理をしてしまう、という方も多いと思います。

そんな時、いつも一番に思い出してほしいのが、「自分を大切にする」ということです。
(「自分を大切にする方法」については、こちらの記事をご覧ください!)

あなたは一人じゃないですから。

一人で辛くなった時はいつだって、お気軽に、カウンセリングで気持ちをお話ください(^^)

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