自分の人生に起こることは全て、自分のために起こっている!?
こんにちは、はなこです^^
こちらのブログを訪れてくださり、有難うございます。
元々は地方公務員のキャリア組として働いていた私が「心」というものに興味を持ち始めたきっかけは、自分のパートナー(現在の夫)がうつ病になったことでした。
5年程お付き合いをしていた彼が、結婚の話を二人で進め始めた矢先に、仕事の多忙さから体調を崩し、「うつ病」と診断されたのです。
初めは、私自身がとてもショックを受けて、何日も落ち込んだのを覚えています。私は仕事が大変な時彼の存在に支えられていたのに、自分は彼の支えになれなかったことや、結婚の話で彼を追い詰めてしまったのではないかと、とても自分を責めました。
最初は彼の病気を治すことや、少しでも楽にさせてあげたいという必死さから、心理カウンセリングに出逢ったのですが、それをきっかけに、私自身が、「自分の感情」というものに初めてきちんと向き合い、それによって、現状は何も変化していなくても、心が楽になり、穏やかになるという体験をしたのです。
それまでは、自分自身の感情を大切にする、なんていうことを考えたことすらなかったのです。
私は、自分が感じていた不安や悲しみや怒りを自分で受け入れることができた時に、心はこんなにも癒されるということ、それによって他人や現実に対する自分の言動が変化すること、相手の反応や現実に起こることも変化するのだということを、初めて体験しました。
現実が先にあるのではなく、まず心の状態が先にあって、それに伴い現実を体験している。
私は心のことがもっと知りたくなりました。
そこで、仕事をしながら週末に専門学校に通い、NLP(神経言語プログラミング)やTA(交流分析)などの心理学を勉強して資格を取ったり、インターネットで知ったカウンセラーの先生にカウンセリングを習ったりして、自分と同じように夫がうつ病になった方に向けたカウンセリングを始め、自分自身の心とも向き合い続けました。
それによって次第に、夫のうつ病で色々辛いと思っていたことが、実は私自身のために起こっていることなのだ、と感じるようになったのです。
なぜなら、私が辛いと感じていることが、実は夫のうつ病とは関係なく、私自身の中にある色々な制限や思い込みが理由だということが分かってきたからです。
自分がやるべきことは、自分自身を幸せにすること!
それから12年程経ちました。
夫はうつ病が完全に良くなった訳ではなく、良くなったり悪くなったりをゆっくりとした周期で繰り返しながら、職場の方々の助けやお休みの制度に助けられて、ずっと彼なりに頑張っています。
うつ病は、原因も特定されておらず、治療法も確立されていない、社会的な視点から見るとまだまだ難しい病気です。すぐに良くなる人もいれば、私の夫のように繰り返して波がある人もいて、また症状なども人それぞれ、同じ「うつ病」とは言っても千差万別だと思います。
でも不思議なことに、夫の病気が完治したわけではないのですが、私自身はとても幸せに生きれるようになりました。
病気であろうが何であろうが、ずっと、夫は夫なのです。優しくて、ピュアで、ありのままの私を受け入れてくれて、私にとっては、とても頼りになる、最高のパートナーなのです。
私達は一緒に成長しながら、それぞれ自分の時間も、一緒に過ごす時間も、どちらも楽しめているし、私は彼とパートナーで良かった、と心から思っています。
以前、夫が病気であることから私が感じていた不安は、本当に、夫がうつ病がどうかに関係なく、私自身のものだったのです。
夫がうつ病になった時、私は心から夫を救いたいと思いました。まるで自分のことのように一生懸命に病気を治す方法を調べたり、カウンセリングを勧めてみたり、とにかく必死でした。
今振り返ると、あれは、私が私自身を救いたかったのだと思います。
私自身が、一生懸命に優等生の仮面をかぶって生きてきて、そのことに自分で気づいてもいませんでした。
社会の問題解決に貢献したい。
そう思って公務員になったのですが、いざ仕事を始めてみると、想像以上に辛くて大変で、自分自身が「こうならねばならない」と信じて作った理想像に、自分が否定して見ないようにしてきた繊細で弱い部分がある自分が追い付かずに、自分で自分を追い詰めていたのです。
自分と向き合うようになって次第に気づくようになったのですが、私はとても繊細で不器用なところがあって、場の雰囲気の影響を受けやすく、体力にも本当に自信がなくて、同時に色々なことが重なるとパニックになってしまったり、いわゆるHSPの性質をもっていたのです。
でもその当時は、そういう自分の弱い所をなかなか受け入れられませんでした。
自分が強くなければ周りに優しくなんかできない。そう思っていつも頭の中で自分に厳しくしていました。なるべく温和に、そして仕事もちゃんと自分の分を責任を持ってこなすことが私にとってとても重要なことだと信じていて、周りに迷惑をかけることが本当に嫌でした。
だからいつも、そのために都合が悪い自分の声には蓋をして生きていたのです。
しかも結婚したらしたで、良き奥さんである自分じゃないといけない、夫のサポートは自分がしっかりしないといけない、家事ももっとちゃんとやらないと恥ずかしい、と、本当に自分の中で自分を追い詰めていました。
本当は、弱い部分も含めて全部私の大切な一部だったのに。
そのありのままの自分を許してほしくて、体調が悪くて仕事に行けない夫が職場に理解してもらえないことなどが、まるで自分のことにように悲しくて辛くてしょうがなかったのです。
夫に自分の気持ちを投影して、一生懸命になっていたのです。
夫の病気は、私自身の心や潜在意識の中に、たくさんの葛藤があることを教えてくれるきっかけになる出来事でした。
初めは夫の病気を治してあげたい、と本当に私がお節介をしていました。でも、思考錯誤するうちに、夫には夫のやり方があって、夫は夫で、しっかりと自分で考えて生きているのだということも分かってきました。
次第に、夫に対して感じてきた心配や不安や恐れは、私自身のものなのだということが体感をもって少しずつ理解できるようになり、結局私がやるべきことは、自分を大切にして、私自身を幸せにすることなのだということをが分かってきたのです。
そして、自分のことを大切にしていくうちに、自分が本当に大事にしたいことや、自分の軸と呼べるような感覚を取り戻し、「本当の自分」がどんな存在なのかを、だんだんと、少しずつ、頭で理解したり、心や身体で感じ取ったりできるようになっていきました。
自分の幸せというのは、実は目の前の「問題」と捉えている現実とは直接的には関係がないのだということも、次第に分かってきたのです。
何より大切なことは、ありのままの自分を愛するということ。
心のことを学べば学ぶほど、自分がやるべきことは自分自身を幸せにすることなのだと確信するようになったのですが、
これが何とも、自分を幸せにするということが、こんなに難しい事なのだということを、自分を幸せにする、と決心して前に進む度に、痛感してきました。
なぜなら、今まで、我慢して頑張って生きなければ上手く行かない、愛されない、と色々な部分で信じていたので、自分を幸せにしようと一歩前に進む度に、変化を嫌がる潜在意識が抵抗してくるのです。
私はまず、自分を幸せにするために、とにかく自分がやりたくないことを日常生活の中でできるだけやめるようにしました。
ご飯を作りたくない時はお総菜やお弁当に頼ったり、家事負担を減らす工夫をしてみたり、行きたくない約束はできるだけしないようにしたりしました。
そして、その時その時、夫がうつ病になった方に向けた無料カウンセリングをやったり、ブログを書いたり、自分がセラピーを受けたり、セミナーを受けたり、朝ヨガをして身体を労わったり、とにかく自分がやりたいと思うことをやってきました。
しかし、これらのことだけでは、自分を幸せにすることには限界がありました。
先ほども書いたとおり、今まで習慣になっていた思い込みが、これ以上自分の幸せを選択したら嫌われるよ、大変なことになるよ、と自分に制限をかけてくるからです。
私はこの制限が本当にたくさんあったので、時にはプロの力を借りながらも、出来るだけ自分自身でこの制限を解放していく方法をあれやこれやと試してきました。
そうするうちに、次第に分かってきたのは、これらの制限を解放していくために大切なのは、今のありのままの自分を受け入れ、許し、愛してあげる、ということでした。
例えば…
本当は頑張りたくないのに、頑張らないといけない、と思って無理をしている自分。
その自分は本当に、素晴らしいのです。
自分は幸せになってはいけない、と思って本当の気持ちを我慢してしまう自分。
その自分も本当に、素晴らしいのです。
嫌われたくない、愛されたい、と恐れでいっぱいの自分。
その自分も、本当に、愛らしくて、素晴らしいのです。
これらの、苦しくて、怖くて、そんな感情を感じるように制限をかけている自分自身に、実は、素晴らしい光があります。
その制限をかけた自分を体験することに、自分が思っている以上の価値と、意義と、自分が自分を生きる喜びの鍵が眠っているのです。
だからまずは、そんな制限いっぱいの自分を、堂々と、ありのままに、胸を張って愛していいのです。
私は自信がない!
私は罪悪感でいっぱいだ!
私はコンプレックスでいっぱいだ!
私はやりたいことをやる勇気がない!
私は嫌われるのが怖い!
そんな自分を、堂々と心の中から表に出してあげて、
素晴らしい、本当に、素晴らしい、それでいいんだよ!
とありのままに、自分で自分を、愛してあげましょう^^
私はそのことが、望む現実を手に入れることより何よりも、価値があり、大切で、幸せなことだと感じています。
愛は、自分の中にあるのです。そして、その愛こそが、あらゆる幸せな感覚の源泉なのです。
制限やコンプレックスでいっぱいの自分を否定せず、押し込めず、自分自身で抱きしめて、ありのままに愛してあげることができた時、心は安心して、本当に、幸せでいっぱいになるのです。
自分を生きることは、無限の喜び。
自分を幸せにする、と決めて、心の声に従って行動していくことで、私は、「ありのままの自分を愛する」ということが、何より大切で、幸せなことなのだということに気づくことができました。
私達は、自分を生きるということが、無限の喜びであるように、最初から生まれてきているのです。
なぜなら、誰しもが、自分の心の中に、「愛」の源泉をもって生まれてきているからです。
そこに、自分の軸と呼べるようなものや、本当の自分がいる、と私は感じています。
自分の好きなことややりたいこと、心惹かれること、そして人生に起こる嬉しいことも、悲しいことも、全ては、その自分の中にある「愛」に繋げてくれるガイドのような役割を果たしてくれています。
外側の現実であるパートナーシップや家族、人間関係、仕事やお金、それらはこの人生を歩む上での大切な大切なサポーターで、何よりの宝ものでもあります。
でも、それらは必ず、移り変わりゆくものでもあるのです。
しかし、自分の中にある「愛」は不変で、しかも「自分」を生きていく道のりで、ずっとずっと深くなっていく、無限のものなのです。
幸せな現実が先にあるのではなく、自分を愛し、幸せを感じることができるようになることで、本当の自分を生きられるようになるし、それに伴い幸せな現実が現れてくるのです。
人はみんな、魂の役割が違っていて、だからこそこの世界は素晴らしいし、でも、自分の心の中に愛の源泉があることは、全ての人に共通している真実です。
無限の愛と、全ての答えが、自分の心の中だけにあって、そこで全体と繋がっているということ。
私は、この深い喜びを、たくさんの人と共有できるようになったら、こんなに素晴らしいことはないなあと思っています^^
自分を生きるということは、辛かったり寂しかったり、一筋縄ではいかないことも、本当にたくさんあります。
でも、その時こそが自分の心の中にある愛や真実と繋がるチャンスなのです。
自分の人生に起こることは、すべて、自分の真の幸せや愛に繋がるために起こっていることなのです。
私は、あなたがあなたの心の中にある愛や真実と繋がることを、心を込めてサポートすることを楽しみにしています^^
私達はみんな、自分を生きることを通して本当の愛や幸せを地球に探求しに来た冒険者です。
どんな時も、自分を受け入れ、自分を愛して、どんな現実を体験していても、自分自身に無限の価値がいつも変わらずにあることを、思い出して、生きることを楽しんでいきましょう♪
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