ヒプノセラピーとは?

ヒプノセラピーって、聞いたことありますか?
目次
ヒプノセラピーって聞いたことあるでしょうか。
日本語にすると、催眠療法のことです。
催眠っていうと、何か怪しいイメージがありますね笑
私が小さいころ、時々テレビで、催眠術にかけられ、コントロールされる、みたいな番組があっていました。
きっとそういうイメージのせいでしょう。
でも、心理学でいう催眠状態とは、眠っていてコントロールされるような状態ではありません。
分かりやすく言うと、催眠状態とは、究極にリラックスしていて、とても集中している状態です。
アメリカでは、50年以上前から医学会で正式な心理療法として認められています。
例えば、とても面白いテレビを見ているとき、ちょっと話しかけても気づかないくらい集中しているとき、ありますよね。
私たちは、普段から起きている間に、何度も催眠状態になっています。
きちんと意識がある状態なので、例えば言いたくないことや、したくないことは、きちんと自分で制御することができます。
この催眠状態のときに、顕在意識と潜在意識(無意識のこと)の境界が緩くなる、と言われています。
「顕在意識と潜在意識の境界?」
何のことだろうと思われるかもしれませんが・・・
顕在意識と潜在意識
人間の意識には、顕在意識と潜在意識の2種類があると言われています。
顕在意識というのが、普段私たちが意識的に使っている意識です。
そして、潜在意識というのは、いわゆる無意識です。
私たちは、呼吸や睡眠など、生きるのに必要なことを無意識にしています。
この無意識が、実は人間の意識の90%以上を占めている、と言われています。
つまり、私たちの生命活動のほとんどが潜在意識、無意識によって行われているのです。
90%以上が無意識?
どういうことだろう?と思うかもしれません。
例えば、人前に出た時に緊張して、手に汗をかく、お腹が痛くなる・・・
これは意識して起こることではないですよね。
よく考えると、1日のうちに無意識に起こること、たくさんあると思います。
そして、私たちの悩みの原因も、この潜在意識の中にある、と考えられています。
子どもの頃は、顕在意識と潜在意識の間に、境界がないと言われています。
だから子どもは、すごい勢いで、色んな知識を吸収するし、例えば遊びに集中しながら大人の話を全部聞いていたり、これも、潜在意識も使えるからできることです。
それが、10歳~12歳ころになると、顕在意識と潜在意識の間に、境界ができるのです。
この境界ができると、潜在意識に入り込んでいることを書き換えるのが難しくなります。
例えば、小さいころに、食べ物を残したらいけない、と教えられたとします。
それは、子どもの潜在意識に、しっかり植えつけられます。
そして、そのまま12歳くらいになると、潜在意識に蓋をする・・・
そうすると、その人にとって、食べ物は残したらいけないのは、当たり前、絶対のルールになります。
この潜在意識に入っているものが、今の自分の状況や、本来の自分らしさにマッチしていないと、私たちはストレスを感じ、悩むのです。
ヒプノセラピーは、この潜在意識に入っている、悩みの原因となっている思い込みに気づくためのセラピーです。
ヒプノセラピーは、自分の潜在意識と向き合うセラピー
つまり、ヒプノセラピーとは、リラックスした状態になり、顕在意識と潜在意識の間の境界をゆるくして、自分の潜在意識と向き合い、そこに入っている思い込みを書き換えるセラピーなんです。
誰かにコントロールされたりするものでなければ、占いのような、スピリチュアルでもありません。
人間の潜在意識には、すごい力があります。
自分の脳や意識には、本当にすごい力が秘められている。
それを味方につけることができるのが、このセラピーのすごいところです。
このヒプノセラピーは、うつ病の治療などにも実践されている心理療法です。
どうしても解消したい悩みがある方、辛い理由が自分では分からなくて困っている、という方に、一度試してほしいセラピーです。
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