夫がうつ・双極性障害になった人のための

うつの旦那を持つ妻の心得~「夫がうつ病、妻は辛いよ」というあなたに~

2018/11/16
 
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家族がうつ病や双極性障害になった方のためのブログを書いています。家族の病気は、実はあなた自身を救うための出来事かもしれません。 自分の人生は、自分で創っているものなのです。カウンセラーの資格をもつ筆者が、自身の経験も交えながら、夫や家族のうつ病・双極性障害をきっかけに、本当の自分らしい人生を創り、真に幸せに生きていくためのコツを、ブログやメルマガでお伝えしていきます。
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うつ病の夫を持つ、妻の心得とは??

今日は、台風18号が日本列島を横断中。大きな被害が出ませんように。

私の旦那さんがうつ病の診断を受けたのは、2012年の1月でした。
それから、5年以上が経過しました。
この5年間で、私の人生は大きく変わりました。

山あり、谷ありで、「うつ病君」(夫のうつのことを客観的にみるために、旦那さんと一緒にうつ病のことを「うつ病君」と呼んでいます)に色々と教えていただき、最近は次第に、うつ病君が遠く離れていくのを感じています。

今日は、うつの夫を持つ妻の心得として大切なことをまとめてみました。

①我慢しないで!まずは、今自分の中に溜まっているものを吐き出そう~

うつ病で苦しんでいるのは夫本人です。

病気は何でも全て同じ。病気である本人しかその苦しみを感じることはできないし、本人が一番つらい。

 

そして、同じくらい大切なのが、その病気の本人を支える家族も、本当に辛いということ。

 

私はいつもこのブログに書いていますが、夫のうつ病が良くなるためには、妻が元気であること、妻が幸せであることがとっても重要な要素になります。

夫がうつ病の妻が、「自分が頑張らないと、自分が我慢しないと。」、「夫のため、子どものため、自分が頑張らないと。」そんなことがばかり考えて、妻が我慢して我慢して我慢して、頑張っていたら…

妻は元気や幸せからはどんどん遠のいていきます。

そして、そんな妻を見て夫はどんどん自分を責めて、うつ病の回復から遠のいていきます…。

数年前の私は完全にそうでした。

旦那さんが良くなるように、と、無理して頑張っていることが、結果的に旦那さんの病気の回復を妨げることになっていました。

夫がうつ病で、仕事に行けなくなると、経済的に苦しくなって、妻が仕事も家事も子育ても頑張らないといけなくなったり、甘える相手がいなくなったり、周囲の人の偏見の目にさらされたり、人に相談できなかったり…

うつ病の夫を支える妻は、本当に辛いこと、いっぱいあると思います。

 

まずは、それをぜーんぶ、吐き出しちゃいましょう。

本人に向かってじゃなくて、一人の時に、紙に書いたり(書いた後はびりびり破って捨てるとよいですよ!)、お風呂でつぶやいたりするんです(^^)

 

・私だって辛いんだーーー!!!
・仕事辞めて家のことだけしていたい!!
・好きな洋服いっぱい買いたい!!
・習い事したい!!
・旦那さんに思いっきり甘えたい!!
・自分のことも心配してほしい!!
・自分のことをちゃんと見てほしい!!

みたいな感じで。

 

何でもいいんです!

自分が今心の中で思っていること、感じていること、ぜーんぶ。

怒りも悲しみもぜーんぶ。

 

ぜーんぶ吐き出したら、優しい顔をした女神様、もしくは理想のお母さんを思い浮かべてください。

その女神様(お母さん)が、あなたの頭を撫でで、

「よく頑張ったね。ほんとに良く頑張ったね。辛かったね。」

そう言ってくれるところをイメージしましょう。

 

本当に、あなたはよく頑張った。すごい!!

自分をたくさん褒めて、労わってあげましょう(^^)

②旦那さんと、お話しよう。

自分の中の、我慢していた色んな気持ち。
全部吐き出せましたか??

吐き出したら、次は、旦那さんとのコミュニケーションです。

 

〇夫が、うつ病になって、どんな気持ちなのか。どんなことで辛いのか。日々、どんな気持ちで過ごしているのか。
きちんと訊いたはありますか?

 

うつ病の時って、人と関わるエネルギーがないので、うつである夫の方から妻に、「僕はこんなことを感じているんだよ」、みたいな話はほとんどして来ないと思います。

だから、私も旦那さんの気持ちは勝手に想像したり、何を考えているのか分からない、という状況が普通になっていました。

しかし、まずは、お互いが何を感じているのか、何を考えているのか、ちゃんと声に出して確認し合う。

この基本的なコミュニケーションがとっても大事。

 

冷静になって、きちんと夫に関心をもって、相手が、うつ病になってどんな気持ちなのか、ちゃんと訊いてみましょう。

もちろん無理に訊きだす必要はありませんが、雰囲気を見て、お話してくれそうなときに、是非訊いてみてください。
自分を知ろうとしてくれることに、不愉快な気持ちになる人はあまりいません。

そして、旦那さんが本当に感じていること、考えていることを聴けたら、次は自分の気持ちも話してみましょう。

自分はこんなことで、こんな気持ちになった、こんなことを感じて辛かった、など、自分が感じたことは、相手を責めるのではなく、素直に話したら、旦那さんも、そうだったのか、そんなことを感じていたのか、と聴いてくれると思います。

 

基本的なことなんだけど、毎日一緒にいる夫婦だからこそ、いつの間にか疎かになる、コミュニケーション。

知ったふりをしたり、勝手に決めつけずに、ちゃんと話をする。
近くにいる家族こそ、これが一番大切です。

 

私は旦那さんの気持ちをきちんと聴いて知ったことによって、旦那さんが仕事に行けないことで、腹が立ったり、さぼろうとしてるんじゃないか、みたいな疑いの気持ちにはならなくなりました。

 

うつ病は、周りから見ると怠けたり、自分に甘いように見えがちな病気なので、家族からでさえも勘違いされやすい病気です。

だからこそ、ちゃんと本人にしか分からないことを訊いてあげること。
そして、自分にしか分からない自分の気持ちも伝えること。

そうやってお互いの理解が深まると、余計な喧嘩やストレスがぐーんと減りますよ(^^)

③夫のうつのせいじゃなくて、実は全て自分の問題。

そして最後に、とっても大事なお話。

今、夫がうつ病になって、大変。辛い、きつい。そんな現実が目の前にある人。
それは、実は、旦那さんのせいじゃないんです。

 

私たちが現実だと思って見ている今目の前に広がっている世界は、自分が創り出している世界なんです。
人は、自分で創り出した世界しか見れない。

これは決して、旦那さんがうつ病になったのは、あなたのせい、という意味ではありません。

自分の思考が、現実を創り出すんです。

 

〇例えば、私の場合。
私は、小さいときから両親に、「頑張ること、努力すること、我慢することが大事だ」と教わってきました。
周りの人に迷惑をかけてないけない、悪いことをしてはいけない、お行儀よくしないといけない、勉強ができないといけない。

時に厳しく時に優しく育ててもらい、高校生の頃には、自分で計画的にコツコツ勉強して大学に入ったり、希望の就職先に就職できたりして、自分でも、よく頑張っていたと思います。
でもそんな自分の中に刷り込まれたルールで、いざ社会に出たら、大変なことがいっぱい。

いつも自分を責めたり、怒られたらどうしようとドキドキしたり、評価を気にして、良い子でいることに必死になって、ストレスでしょっちゅう身体を壊していました。

そんな中、今の旦那さんと出逢って、自分のストレスを彼にいっぱい受け止めてもらっていたんです。

もうその時点で、自分の生き方には無理があったと思います。でも私はそのことに気が付かなかった。

彼に依存することで何とか自分の幸せを保っていた私ですが、その彼が大変な部署に異動になって、仕事を頑張っていた矢先に、うつ病になってしまいました。
そして、彼がうつ病になった後は、今度は過剰に旦那さんを自分が支えないと、とまた頑張って、

「旦那さんは、私が支えてあげないといけないうつ病の夫」という現実を創り続けてきました。

「自分頑張らないと」、「自分我慢すれば」、そんな想いが、私頑張って、人と違う苦労をして、自分我慢しないといけないような現実を創り出す。(自分「」、と考える癖は要注意です(^^;)

今考えると、やはり、旦那さんにも、そして私にも、「うつ病」という現実は、来るべきして来たんだなと思います。

 

私自身が変わり始めてから、ようやく旦那さんはうつ病と本当にお別れしつつあります。

私の辛かった現実は、旦那さんのうつ病のせいじゃなくて、自分が引き寄せて、創り出していたものだった。
今は本当にそのことを実感しています。

 

まずは自分自身と向き合うこと。

自分らしく生きる勇気を持つこと。

今目の前にある現実は、自分が無意識に選んでいるんだという視点に立ってみること。

 

そう自分が自分の視点を変えてみた時、自分が本当に望んでいる人生の入り口に立てる。

旦那さんがうつ病になったことは、妻にとって、自分と本当に向き合うチャンスです!
そこから、本当に自分らしい人生を、一緒に創り出していきましょう♪

 

最後まで読んでいただき、有難うございます。

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