夫がうつ・双極性障害になった人のための

うつ病家族の接し方~大切なことは??~

2018/11/14
 
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家族がうつ病や双極性障害になった方のためのブログを書いています。家族の病気は、実はあなた自身を救うための出来事かもしれません。 自分の人生は、自分で創っているものなのです。カウンセラーの資格をもつ筆者が、自身の経験も交えながら、夫や家族のうつ病・双極性障害をきっかけに、本当の自分らしい人生を創り、真に幸せに生きていくためのコツを、ブログやメルマガでお伝えしていきます。
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うつ病家族の接し方のポイント

ここ数日、だいぶ涼しくなりました。
涼しくて、空気がさらっとすると、なんだか心も軽くなるような気がします(^^)

さて、家族がうつ病になった時、どんな風に接した方が良いのか、分からず悩んでいる方は多いのではないかと思います。

私も、旦那さんがうつ病になってから、病気を受け入れたり、仕事に行けないことを受け入れたりするのに随分時間がかかりましたから、その間、自分の接し方を後悔したこととか、たくさんあります。

そんな経験や、心理学的観点から、うつ病の家族へ接するとき、大切なことについて、まとめてみました。

ポイント①うつ病でも、その人はその人。今までどおり、普通に接すること。

家族がうつ病になったからと言って、気を遣いすぎたり、本人の顔色を窺ったりする必要はありません。

うつ病である前に、その人はその人。

うつ病本人の、生まれ持ったコアの部分(「魂」のようなもの)は変わらないのです。

 

今までどおり、ありのままの本人を受け入れ、家族は安心して接するようにしましょう(^^)

家族が安心して、変に気を遣わずに接してもらえることによって、うつ病の本人も安らぎと安心感を覚え、自分は大丈夫なんだと感じることができます。

 

うつ病になって、思い通りにならない体や心に最も動揺しているのは、うつ病になった本人です。

不安でたまらないのです。

だから、まずは家族が安心して、本人に接することが、うつ病の人の不安を和らげることに大きく繋がります。

 

ポイント②言わないほうがよいことは、押さえておくこと。

ただ、普通に接すると言っても、うつ病の本人を追い詰めてしまうようなことは、やはり言わない方が良いですよね。

なんでもかんでも気を遣うのではなく、このことだけは言わないようにしよう、と決めておくと良いでしょう。

では、うつ病の本人に言わない方がよいこととはどんなことでしょう。

(1)うつ病のせいでできないことを、責めるようなこと。

うつ病の時は、体がだるかったり、吐き気や頭痛など、人によって様々な身体症状が出ます。また、元気な人のような活動するためのやる気を出すことができません。
なので、家事や、出勤や、親戚づきあい、外出が思うようにできなくなります。

そのことに対して家族はつい、イライラしたり、悩んだりしがちですが、それは病気が原因なので、そのことに対して本人を責めても、改善するどころか、症状が悪化してしまいます。

私も以前、旦那さんの職場から「有給休暇が足りないので、何とか出勤するよう、奥さんからも本人を促してほしい」と再三依頼され、自分も経済的な不安や旦那さんの職場に迷惑をかけていることなどを考えてしまい、一度だけ、「きつくても、(仕事に)行くしかないじゃない」と本人を責めてしまったことがあります。

私はその後、病気の旦那さんを追い詰めてしまったことをとても後悔し、自分を責めてしまったので、そのことで夫のうつ病についてのストレスがさらに大きくなる、という悪循環を作っていました。

 

うつ病は見た目で症状や本人の心情がとても分かりにくい病気なので、周囲の人はついつい、なんでこんな普通のことができないのだ、と気合の問題などど勘違いしてしまいがちです。

しかしそれは、心臓が悪い人に、フルマラソンに出なさい、と言ってることと同じなのです。

 

できないことには、本人にも分からないような病気による理由があります。

なので、見た目ではどんなに怠けているように見えても、できない理由がある、ということを忘れないようにしましょう。

 

(2)プレッシャーを与えるようなこと。

いつまでに治さないと、とか、「来年には仕事に復帰しないと、生活できないよ」とか、とにかくプレッシャーを与えるようなことは言わないようにしましょう。

もちろん、私もそうだったように、家族は、いろいろな不安から、ついつい焦りが出ます。

でも、うつ病は、「焦り」は禁物。

 

焦りからくる不安や恐怖は、うつ病の改善を妨げたり、また無理をして再発することに繋がってしまいます。

家族の焦りや不安は、うつ病本人にぶつける前に、まず、自分自身で、「あ、私不安になっているな、焦っているな。」と客観的に観察して気づけるようになりましょう。

まずは、自分の感情・自分の気持ちに気づくことからです。

そして、その感情・気持ちは、家族である自分自身の課題である、ということを忘れないでください。

自分の不安や恐れを解消する方法など、メルマガやこのブログで随時お伝えしていきますので、是非、自分の感情・気持ちは自分でメンテナンスする、という意識を持ってみましょう(^^)

 

ポイント③家族はいつも味方だよ、あなたが必要なんだよ、というメッセージを送る

うつ病の人は、元々責任感が強く、他人の役に立つことが好きな人が多いです。

ですが、病気なって、家族に負担をかけ、職場に負担をかけ、完全に自信を喪失し、孤独な状態に陥っています。

なので、

「自分はいつもあなたの味方だよ」、

「家にいてくれて助かるよ」、

「○○してくれて、ありがとう」、

など、側にいること、うつ病でも本人を必要としていることを折に触れてしっかり伝えることを心がけましょう。

でも、働けないし手伝ってもくれない夫に、そんな気持ちわかない!と思うかもしれません。

 

実はですね、夫がうつ病になり、不安で、辛い人ほど、その旦那さんをとても頼りにしている、ということです。

本当は、今までどおり頼りにしたいから、

元気な姿を見たいから、

優しく接してほしいから、

でもそれが叶わないから、怖くて、しんどくて、不安で、イライラして、辛くなるのですよね。

 

でも、その旦那さんが生きててくれるから、そうやって甘えられるわけです。

 

だから、まずは自分がうつ病の旦那さんの存在に甘えている、頼りにしているんだ、という事実に気づきましょう。

それで悪いということではないのです。

ただ、甘える人がいてくれるって、すっごく幸せなことなんです。

 

●だから、病気でいろいろなことがうまくできないことに目を向ける前に、そこにいてくれる夫の存在を、しっかり感じてみてほしいのです。

そして、そのことについて自分が感じることを、ただ、素直に夫に伝えてみる。

 

それだけできっと、うつ病になった夫の心の孤独が、少しずつ和らいでいくはずです。

そして、あなた自身の不安も、きっと和らいでいくはずですよ(^^)

 

ポイントを押さえて、うつ病の家族と接するために必要なこと

上記のポイント①②③を押さえてうつ病の家族をサポートしながら接するには、いくつかの大事なことを家族がしっかり理解しておく必要があります。

うつ病の家族が1日でも早く元気なるための近道として、家族は大きな役割を果たすことができます。

そのための大事なこととは何でしょうか。

①うつ病は「甘え」ではない、ということをしっかり認識すること。

うつ病は、目に見えない病気です。

肺炎や、がんなど、体の病気は検査結果が目に見えて、みんなしっかりと病気だと認識することができます。
でもうつ病は、現在のところ、一般的には、医師の診断だけが頼りです。
また、調子がいいときと悪いときの波があり、調子がいいときは、健康な人と同じように過ごすことができます。

これらのことから、うつ病は、仕事をしたくない、学校に行きたくない、家事をしたくない、そんな自分への甘えだと思われることがあります。
これはとても残酷なことです。

目に見えなくても、本当であることはたくさんあります。
うつ病は明確に、「甘え」ではなく「病気」です。

その証拠に、今まで真面目にやっていた人が、急に、あるいは徐々に、仕事や家事、登校ができなくなる、という傾向があります。

家族は、自分の理想を押し付けることなく、うつ病は病気であるということをしっかり認識しましょう。

 

②本人の、治ろうとする力を信じて接すること。

 

人間には、すごい力があります。

それは、「自分の命を可能な限り守ろうとする力」です。

人間に限らず、生き物は皆、そういう力が備わっていますよね。

 

実はうつ病も、自分の命を守ろうとする力が、「これ以上頑張ったら危ないよ~」という危険信号を出しているんです。
そして、その信号を出す必要がなくなったとき、うつ病の症状は出なくなります。

うつ病の本人の性格や人格が「弱いから」「悪いから」うつ病になった訳ではないんです。

また、ちゃんと本人の中に治る力もあります。

 

私が以前心理学を勉強した学校の先生が言っていました。
「人の心には、お医者さんがいる」と。

その力を、家族がしっかり信じてあげることで、本人も自分の力を認識するきっかけになります。

うつ病を克服することができるのは本人だけなんです。
だから家族は、しっかりその力を信じてあげましょう

家族が信じる前提が、本人がうつ病を克服するための大きな力になるんです。

 

③相手と自分の状態を、常に観察すること。

 

家族が実際にできるサポートは、実はここに尽きると言っていいかもしれません。

毎日の本人の顔色や体調、声のトーンなどをさりげなく観察し、病院の診察に一緒に行ける時には、お医者さんに伝えるようにしましょう。

うつ病の本人は、自分のことを客観的に観察するのが難しいんです。
そして、自分のことを人に説明するのも、うまくできないことがあります。

そんな時、家族がきちんと本人を観察して、お医者さんや職場の人に説明するのが、とても大切なサポートになります。

 

そして、最も大切なのが、自分自身の観察です。

え??私の??と思われるかもしれませんが、家族の状態は、うつ病の本人に大きく影響を与えるんです。

あなたが、自分のことをほったらかしで、うつ病の家族のことばかり考えて不安になったり、イライラしたり、おせっかいし過ぎたりすることは、本人の病気を悪化させることに繋がってしまいます。

 

うつ病患者の家族は、大きなストレスを抱えてしまうのは当然です。

自分自身が不安で、怖くてたまらないし、一人で頑張っている気分になり、孤独で、うつ病の本人とはまた別の苦しみを感じます。

まずはそのことを認識して、自分のストレスが溜まっていないか、相談できる相手はいるか、自分の好きなことで息抜きしているかなど、自分のケアをきちんとしましょう。

家族が一緒にうつ病になると、それこそ大変なんです。
そうなる前に、そして大切な家族のうつ病の回復を早めるために、まずは自分を客観的に観察して、ケアすること。

 

家族であるあなた自身が、幸せであること、それが一番うつ病本人の回復に大きく繋がるんです(^^)

 

しんどい時は、いつでもカウンセリングをご利用ください!

あなた自身が幸せで、夫のうつ病に関係なく、楽しい毎日を送れますように(^^♪

この記事が、少しでもお役に立てたら幸いです!

 

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