うつ病のときこそ、夫婦が大事!

夫婦って何だろう?
目次
夫婦のどちらかうつ病になると、夫婦でうつ病になったり、離婚してしまったり、うつ病によって、夫婦関係がうまくいかなくなるケースを時々耳にします。
そんなの、そんなの・・・
勿体なさすぎる!
夫婦って、血はつながっていない、しいて言えば、最初は他人です。
そんな他人を、好きになって、家族になろうと思った。
それは、すごいことです。
人間の潜在意識には、すごい力があります。
自分が本気で選んだ人って、ちゃんとその人を選んだ理由が自分の中にしっかりあるんです。
有名な心理カウンセラーの心屋仁之助さんは、パートナーは自分にとっての「神」だと思いなさい、と言っています。
私はそれを初めて見たとき、はっとなりました。
そう言えば、旦那さんは、いつも私に必要なことを教えてくれている…
旦那さんの言うこと、なかなか素直に聞けていなかったけど、私が片づけないとき、体調悪いのに無理して仕事に行こうとするとき、現実を見ずに突っ走ろうとしてるとき…
いつも正しいアドバイスをしてくれていた、旦那さん。
その瞬間は、ムカッときて、ちゃんと聞けなかったけど…
あと、口を開けて寝る私とか、テレビを観て爆笑したり泣いたり、忙しくてイライラしたりしてる私とか、色々受け入れてくれるし…
そう思って接してみると、ほんとに、日々、旦那さんは私に必要なメッセージをくれていたんです。
言われてムカッとする、見てイラっとする、そこには、自分の中に理由があります。
イラっとするのは、相手のせいではないんです。
そんな時は、ちょっとその場から離れて、自分の中に聞いてみましょう。
なんでイラっとしたんだろう?なんでムカッとしたんだろう?
自分は、何を我慢しているんだろう・・・ほんとは、何て言ってほしかったのかな、ほんとは、どうしてほしかったのかな・・・
それが分かったら、怒りがおさまった後に、自分は、こんな気持ちだった、本当はこうしたかった、など、素直に自分の感じたことを伝えてみましょう。
きっと、今までだったら、毎回ちょっとした衝突が起きていたようなことで、喧嘩にならずに、お互いを少しずつ分かり合えるきっかけになると思います。
うつ病のとき、夫婦で支え合うためには・・・
うつ病のとき、一人で乗り越えるのは、本当に大変です。
でも、夫婦でだったら、必ず乗り越えられる。私はそう、信じています。
夫婦って、辛いとき、困ったときに助け合える、そんな人を自分は選んでいるはずなんです。
彼(彼女)を、パートナーとして選んだ自分を、もっと信じていいんです。
夫婦のどちらかがうつ病のとき大事なのは、うつ病じゃない方が、健康を維持すること。
これが本当に大事です。
病気の相方の気持ちを理解してあげるのは大事ですが、共感しすぎると、自分もうつ病になってしまう危険性が高まります。
自分がきちんと健康で、癒されていて、それでこそうつ病の相手を受け入れ、健康なところへ引っ張り出してあげれるものです。
一緒にいない自分の時間、職場や、友達との時間など、一緒じゃない時間を大事にしましょう。
うつ病のときは、心配するあまりに相手に構いすぎるのは、逆に良くないのです。
うつ病の人は、人の気持ちにすごく敏感になっているので、あまりに自分に注意を向けられると、それがプレッシャーやストレスになるので、きちんと見守りながらも、一人にする時間も必要です。
だから、離れているときは、自分もしっかり自分の世界を楽しみましょう。
そして、一緒に過ごすときは、しっかり二人の時間、家族の時間を大事にすること。
それで十分です。
必ず相談できる方を見つけたり、自分が癒されたり、そんな時間を大切に(^^)
私も、いつでもご相談に乗りますので、是非お問い合わせから、ご相談ください。
あなたが選んだパートナーがうつ病になったのは、あなたのパートナーと、あなたに神様が与えてくれた、人生をさらに素敵にするチャンスかもしれません。
そうは思えない、辛いときもありますが、今のパートナーを選んだ自分をしっかりと信じて、一緒に前に進んでいきましょう。
はなこ