うつ病が再発したとき

うつ病は、再発しやすい病気
目次
私の旦那さんは、もう何度も、うつの再発を、繰り返してきました。
ある統計では、うつ病になった人の六割が再発していると言われていて、その数は少なくありません。
特に、再発の回数が増えるほどに、また再発しやすくなります。
その意味でも、うつ病を早期で治すことは、とても重要です。
初めのうちに、早めに休み、治療することができれば、それに越したことはないです。
ただ、うつ病は、本人も周りも知識が少なく、また病気を受け入れること自体に時間がかかるので、最初十分に休まずに、こじらせてしまいがちな病気です。
再発したときには、本人にも家族にも大きな落胆があります。
再発したときは、早めに休むこと
私の旦那さんも、ついこの前の12月に、また再発して、今は少し休養中です。
再発したときに大切なのは、最初の教訓を生かし、仕事をしている方は早めにお休みすること。これがまず一番大事です。
会社は大体、一年にとれる有給休暇が何日間、と決まっていると思います。
健康だと、仕事をたくさん休む文化が定着してない日本では、多くの人が有給休暇を余らせているかと思います。
しかし、うつ病の場合、再発して身体症状がひどいと、まずしばらくは会社に行けません。
そしてあっという間に有給休暇がなくなります。
結局病気休暇や休職などをとるはめになるので、体調が悪い日が続くのに、休む手続きを伸ばして有給休暇を消化してしまうと、その後長期でお休みして、復職するときに、有給休暇が少なくて、きつい思いをします。
再発してもしばらくは、本人が特に、いや、大丈夫!とまた認めなくない気持ちになりますが、早めに諦めて病気休暇や休職の手続きをしましょう。
家族は、本人へそう促してあげましょう。
大丈夫です!
元気になれば、またいくらでも働けますから!
うつ病は、生き方を見直そうという、心からのサイン。
まずは体を休めて、症状が落ち着いてきたら、カウンセリングなどで、自分と向き合ってみましょう。
再発は、まだその見直すべきポイントに、気づけていませんよ、というサイン。
再発したときは、まず早めに休む。
そして、もう一度、心と向き合う。
再発を繰り返すと、どんどん周りの理解が得られなくなることも、辛いことの一つです。
でも、それはこの病気の特長なんです。
家族は、そこをしっかり理解してあげましょう。
うつ病は、気長に付き合う病気
うつ病は、完治するまでに時間を要する病気です。
10年、20年、治らない方もたくさんいらっしゃいます。
それを、落胆し過ぎず、まずはゆっくり、休養して、少し元気が出てきたら、自分の心と向き合ってみましょう。
気長に、気長に・・・
うつ病に、焦りは禁物です。
ついつい焦りますが、焦ったら、ますますひどくなることが多いです。
まずは焦らずに、ゆっくりと休みましょう。
うつ病でも、ちゃんと幸せはあります。
再発したら、落ち込みますが、そんなときは、今自分にある幸せを見つめてみましょう。
・ちゃんと呼吸ができる
・生きている
・温かく寝る場所がある
・ご飯が食べれる
・家族がいる
たった、そんな当たり前なこと、と思うかもしれませんが、それが、「幸せ」なんじゃないでしょうか。
自分がうつ病でも、家族がうつ病でも、それでもちゃんと、幸せも、楽しいこともある。
だから、時間がかかっても、大丈夫。
不安になった時、辛くなった時は、いつでもカウンセリングでお話ください(^^)
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