やりたいことが見つからないとき

やりたいことより、感じたいことを知ろう!
目次
元気な心で過ごすコツのお話です。
私たちは普段よく、やりたいこと、夢、目標を持つべきだと聞きます。
確かに、夢や目標が明確であればあるほど、前に進みやすく、心理学的にも、目標設定は大切なことだと考えられています。
でも、やりたいことって、何でしょう・・・?
自分の夢や、やりたいことが明確にすることは、そんなに簡単なことじゃないし、何がやりたいかなんて、良く分からない・・・という方は少なくないと思います。
私も、少し前までは、自分のやりたいことなんて、よく分かりませんでした。
やりたいことって、何か「大きな」こととか、「人の役に立つこと」とか、そんなことだと決めつけていたので、うーん、私がやりたいことって、何なんだろう…
自問自答の日々。
外国語に興味があって、とりあえず英会話を習ってみたりしましたが、そんなに本格的にやる気にはならない・・・
うーん、私は何がやりたいんだ!何かを、目標にして進みたいのに!
そんな焦りばかりが募っていました。
どんな気持ちを感じていたいのか、考えてみましょう
そもそも視点が、違いました。
大切なのは、「何をやりたいか」じゃなくて、「どんな気持ちを感じていたいか」だったんです。
人には、五感を使い、言葉を使い、心で、色んなものを感じる力があります。
何を感じていたいのか。どんな感情が味わいたいのか。
五感の大切さを知ってから私は、自分はどんなことを感じていたいのか、たくさん自分に問いかけました。
そうしたら、自分の中からたくさん感じていたいことが出てきました。
優しい気持ち、温かい気持ち、自由でワクワクする感じ、穏やかな気持ち、熱い情熱・・・
自分が感じたい感覚をきちんと認識したのは、初めてでした。
そして、それを感じるためには、ほんの小さな、今現在の自分の望みを、その瞬間瞬間叶えていくことだと最近気づきました。
今現在の小さな望みを叶えるって、簡単に思えませんか?
でも意外とこれが難しいんです。
食べたいものだけ食べたくても、「あれも食べないともったいないよ~」「栄養が偏るよ~」と囁くもう一人の自分がいます。
お仕事終わらせて早く帰りたくても、「周りはまだ頑張ってるよ~、もうちょっと頑張った方がいいんじゃない?」と囁く声が聞こえます。
でもこの声、本当の自分の声じゃありません。
小さな頃から、両親や、学校の先生、テレビで聞いて潜在意識に刷り込まれた、思い込みや教訓なんです。
本当に自分の声は、その何を感じたいか、自分の心に問いかけた時に、出てくるものなんです。
さあ、あなたも、紙とペンを用意して、どんな気持ちを感じて過ごしたいのか、書いてみましょう。
そして、それが感じれるよう、日々のちょっとした自分の欲望に、従ってみましょう!
自分の小さな心の声をきちんと聴くようになると、すごく心地よいし、楽になるし、自分にも周りにも、どんどん良いことが増えます。
そして、一瞬一瞬の今を、とても大切に、幸せに、生きることができるようになってきますよ。