こんにちは、はなこです^^
私達一人ひとりの、存在そのものが、本当の愛。
私はずっとその心の声を追いかけて、くるくると人生をやっています。
そして、そのことととても密接に関わっていた私の信念が、
「目の前の人の笑顔が見たい。人を喜ばせたい。」というものでした。
昔から、親に喜んでもらえることや、人に喜んでもらえることが私にとっての喜びそのものでした。
これは、本当に素晴らしいことです。純粋な純粋な自分の思いです。
でも一方で、私達は、他人をコントロールすることは決してできません。
そして、人には人の事情、その人の好み、色々あります。そして、好みや考えも、皆変化していきます。
だから、いつも自分が相手を喜ばせることができる、とは限らないのが、この世界なのです。
ところが、私は相手に喜んでほしいという気持ちが強いあまり、相手が不満をもったり、がっかりしたりすると、心から傷ついていました。
相手を喜ばせることができなかった、ということで、自分を責めて、自信を失うという体験を何度もしてきました。
これは、本来は相手の幸せのために、と思ってやったことなのに、相手が正直にありのままの反応をすることを、私自身が拒否していることにもなります。
相手が喜んでくれることを期待しているから、傷つくのです。
そこで、どうしたら自分も相手も幸せな交流ができるのかを考え続けてきました。
まずは自分がどうしたいのかをしっかりと感じ取ること。
私達は、自分が思っている以上に、目の前の相手とは違うことを考えているものです。
でも、自分の頭の中では、自分の意志なのか、相手の意志なのか、曖昧なままに、相手のためにと思って何かをすることが、往々にしてありがちです。
だから、本当にいつも大切なことは、
「自分がどうしたいのか」をしっかりと感じ取って、自分の意思をまず明確にすることなのです。
自分がどうしたいのかが分からなければ、相手に自分の意思を伝えることが難しく、お互いに話し合って決めたらよいことも、そもそも話し合いすらできません。
細かいことを一つ一つ気にしすぎる必要はありませんが、
毎日の中で大切なポイントポイントでは、「自分がどうしたいのか」を常に自分に聴いてあげること。
それができたら、次は、相手はどうしたいのかを確認すること。
そうして、お互いにとっての一番良い方法を模索していくのが、とても基本的ですが、大切なコミュニケーションだなと私は自分の体験から学ぶことができました。
相手を喜ばせるより、自分を喜ばせること。
「目の前の相手を喜ばせたい。」
この思いは本当に素晴らしいもので、愛そのものです。決して悪いことではありません。
でも、相手に、愛してほしくて、自分を認めてほしくて、という気持ちが混じると、
相手が自分の行為で喜ぶということを相手に強制してしまうことになります。
私は自分に自信がなかったから、親やパートナーに認めてほしくて、愛してほしくて頑張る、ということを繰り返してきました。
ところが逆の立場になってみると、自分の好みを無理やり相手に合わせて本当は好きじゃないものを好きだと言ったり、本当は嬉しくないことを嬉しい振りをするというのは、違和感があるし、いつもそんなことをしていたら、疲れてしまいます。
相手の幸せを願って、から始まったはずなのに、
結局ありのままの相手の反応を受け入れられず、本末転倒になってしまうのです。
それで私は気づいたのです。
結局、相手のためと言っても、自分のためにやっているのです。
相手のためは、自分のためなのです。
そして、「相手のため」から始まると、視点が「相手」に定まってしまい、相手の反応で自分が一喜一憂することになり、ありのままの相手を受け入れることができず、結局お互いにとって幸せな結果にならない場合があるのです。
だから、「自分のため」から始めるのです。
自分のためと相手のため、結局は同じことなのですが、「自分のため」から始めると、相手がどう反応しても、自分のために決めたことなので、傷つくことはないし、相手を責めることもありません。
相手を喜ばせるのではなく、自分を喜ばせること。
そうすると、自分は幸せでいられて、相手もいつもありのままの相手でいられるのです。
誰かを幸せにできなくても、自分という存在そのものが素晴らしいということ。
そうして、自分のため、自分を喜ばせることを少しずつ実践してきて、私は、なぜ私が、「誰かのために頑張る」、ということを今まで選択してきたのか、そしてそれによって傷ついたり、自分を責めるような体験をしてきたのかが、ようやく分かってきたのです。
それは、自分は、誰かを幸せにできなくても、今ここに存在しているだけで、ちゃんと価値があって、素晴らしい存在だし、自分がここに存在しているということだけで、もう十分、周りの人達を幸せにしている、ということを、自分の身をもって理解するためだったのです。
産まれたばかりの赤ちゃんと同じように。
全ての人が、誰かのために頑張らなくても、幸せを感じていいし、喜びを感じていいし、ただ生きているだけで、周りを幸せにすることができる存在だということを、私が自分の身をもって、全身全霊で理解したかったのです。
自分という存在そのものが愛なんだということが、深く理解できるようになるにつれて、
心は安心し、一人ひとりから、平和や愛の波が広がっていくのではないかなあと、今は感じています。
今日も、深く深く、ありのままの自分を愛して。
読んでいただき、ありがとうございます!
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