優しい世界のクリエイター はなこのブログ

私たちは常に、催眠状態??~自分の思い込みに気づくことで、悩みを解決しよう~

 
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優しい世界のクリエイター、はなこです。夫のうつ病をきっかけに、人が持っている心の力を知り、夫がうつになった方を中心に、ブログでの情報発信等を行ってきました。今は、一人ひとりの「優しい気持ち」が、誰もがのびのびと生きることができる優しい社会を作るという信念のもと、どんな時でも自分にも他人にも優しい気持ちで生きることを広めるため、新たな活動を展開中。このブログが、読んでくださる方々お一人お一人の大切な毎日に、優しく寄り添えるブログになったらいいなあと思っています♪
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実家に帰りたくない病だった私。

目次

私は、ここ数年、実家に帰りたくない病になっていました。

なんじゃそりゃって感じでしょうか。

実家は、私が住んでいる、すぐ隣の県。帰る時間くらい、たくさんあるのに、なぜか、色々と忙しい言い訳を探して、帰れない自分がいたんです。

両親のことは、元々大好きです。
小さい頃から、二人とも一生懸命愛情を注いでくれて、たくさんお金を出して遠くの大学に行かせてくれて、家を出て就職することも許してくれて、今の自分があるのは本当に本当に、両親のお蔭です。

でも、最近両親が歳を取ってきて、寂しがるようになり、実家に帰ってあげないと、帰って親孝行しないと、話を聞いてあげないと、支えてあげないと…段々と自分がそんな思い込みが強くなって、どんどん帰るのが嫌になってしまって。

人間って、義務になると、やりたくなくなる生き物。
やれ、と言われると、やろうと思ってたことでも嫌になります。
自分の意思で、やりたいからやることで、喜びを感じるんですね。

私の場合、自分で自分に、実家に帰って親孝行しなければならない、という義務を無意識のうちに課していたんです。
だから、どんどん嫌になる…

大変なことのように感じてしまう…

そして、もっときついのが、そうやって帰れない自分を責める罪悪感。

すごく、罪悪感を感じるのに、感じれば感じるほど帰りたくない…

そんな思いをどうしても手放せなかったんです。

先日、コーチングをしてもらっているカウンセラーの先生に、そのことを話したら、
「本当はどうしたいんだろうね?」と言われました。

本当は私はどうしたいのか…??
親にこのまま、あんまり会わないまま、ゆっくり話をしないまま、親はどんどん歳をとっていく…
私は、今の私がいるのは、本当に親のお陰だと、心の底から感謝しているのに…

そう思ったら、親への気持ちが、涙になって、たくさん溢れてきました。

そして先生から、
「子どもが親にできることなんてほんとにないよ。
自分がパワーをもらうくらいの感覚で、帰ってみたら?甘えるくらいの感覚で、良いんじゃない?」

と、言われました。

確かによく考えたら、両親ともまだ健在だし、両親に甘えるくらいの感覚で帰っても、確かになんの支障もない。
むしろ、親としても、いくら子どもが大人になったからと言え、少し頼りにされるくらいがちょうどよいかもしれない。
親にとって、子どもは死ぬまで自分の子どもです。

そうやって、両親に対する義務感を捨てたら、本当にすーっと、気持ちが楽になりました。

私の、実家に対する「催眠」が解けたんです。

自分が、どんな「催眠」にかかっているのか、気づくことが大切

私たちは日頃、常に色んな「催眠」にかかっています。
いわゆる、思い込み。これはこういうもんだ、この世界はこういうもんだ、こうじゃないといけない、そういう無意識の感覚。

仕事は辛いものだ。
男とは、女とは、こうあるべきだ。
楽しめるのは、週末だけだ。
自分がおしゃれなんて、しちゃいけない。

人それぞれ、本当に、色々な催眠にかかっていて、それに気づいていないんです。

私は、実家=両親=支えてあげなきゃ、という催眠、自己暗示にいつの間にか取りつかれていて、自分で自分を義務で縛り、それに気づくこともなく、窮屈で、苦しんでいたんです。

それが、自分が自分にかけていた催眠だと気づくことができた。
それだけで、私達の悩みは、すーっと消えて行きます。

目の前の出来事や人が、自分を悩ませているんじゃなくて、それについて自分が無意識に行っている解釈が、自分に暗示をかけ、それで悩んでいるんです。

だから、実家に帰らない、帰りたくない自分がいたら、まずその自分をジーっと観察してみること。
外側からじーっと。
どうして帰りたくないのか?
どうして、そのための時間を作らないのか?
何をするにも、忙しいというのは、やりたいことをやらない理由にはならない。
そこに、どんな自己暗示が潜んでいるのか?
そうやって観察していると、自分の中の、無意識の想いやルールが、きっと浮かんできます。
そしたら、それを想いやルールを、思いきって捨ててみましょう。

私はその後、久しぶりにゆっくり実家に帰り、両親とゆっくり話をして、とても楽しめました。
歳をとった親の話は、昔とちよっと違ったりするけど、そんな親の世界観も、そのまま尊重してみると、案外、親の新しい一面に気づけたりして。

本当に、何でも自分次第で大きく変わります。
自分に起こることは、自分の状態が現実に写し出されている、ただそれだけ。

両親との時間、これからもたくさん楽しみたいと思います。

そして、「やらなきゃいけない」をなるべく捨てて、「やりたい」気持ちを大切にしたいです。

その方が絶対、愛が大きくなるし、発揮できるエネルギーも能力も、格段に高くなるから。

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優しい世界のクリエイター、はなこです。夫のうつ病をきっかけに、人が持っている心の力を知り、夫がうつになった方を中心に、ブログでの情報発信等を行ってきました。今は、一人ひとりの「優しい気持ち」が、誰もがのびのびと生きることができる優しい社会を作るという信念のもと、どんな時でも自分にも他人にも優しい気持ちで生きることを広めるため、新たな活動を展開中。このブログが、読んでくださる方々お一人お一人の大切な毎日に、優しく寄り添えるブログになったらいいなあと思っています♪
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