人生がうまくいかない時は…

何だかうまく行かなくて、イライラする…そんなあなたに。
目次
仕事が常に忙しい。
家族とうまくいかない。
心の通う友達ができない。
楽しく人付き合いしたいのに、うまくできない。
朝早起きしたいのにできない。
家を綺麗にしたいのに、掃除ができない。
などなど、私たちの日々の、何だか上手くいかない悩みはつきません。
そんなとき、あなたなら、どうしますか?
ただ落ち込んで自分には無理なんだと諦めたり、どうしたらよいか分からずに、もんもんとし続けたり…
そんな日々ばかりだと、イライラして、他のことにも悪影響が波及して、悪循環。
そんな経験、誰しもありますよね。
そんな時、どうすれば、そんな現状を打破するこができるでしょうか?
自分の目標を達成するためには、自分のやり方にこだわらないこと!
自分の仕事の仕方、人付き合いの仕方、生活スタイル、みんないろんな面で、自分のやり方があると思います。
もちろん、それも良いのだけど、なにかがうまく行かないときは、何か1つでもいいから、やり方を変えてみることが重要。
みんな自分のやり方がある、ということは、この世の人間の数だけ、やり方があるんです。
もしくは、まだ誰も試してない、新しいやり方もあるかもしれない。それを考えると、やり方は無限にある…
飲み会にいつも行くようにしているけど、何だか行った後に疲れる、じゃあ自分の気が進まない飲み会は、断ってみる。じゃあ断るって、どう断るか。周りをよく観察すると、上手に断って、なおかつきちんと人間関係を築けている人もいる。
そんな人は、どうやって断って、どうやって人と付き合ってるのか…
この人、これが上手だなあ。。。と思う人をじーっと、観察してみる。
自分が参考にする人に、なりきってみる。
ただそれだけでいいんです。
自分のやり方、そんなに簡単には、変えられない!という方、
大丈夫。
自分がこの人のここの部分、参考にしたい、と思ったら、ただなにも考えず、その人の話し方や癖、表情などを、そのまま真似するだけでいいんです。
そうすると、いつの間にか、その人のやり方を修得できるんです。
人間の脳は優秀なので、言動や思考って全部繋がってて、その人の言動を真似することによって、その人の思考や行動が自然とうつってくるんですね。
すごいでしょ??
みなさん、「バケモノの子」って言う、映画知ってますか?
少し前にとても人気が出た細田守監督のアニメ映画ですが、「バケモノ」に弟子入りした主人公の「九太」という少年が、その師匠のように強くなりたくて、武術の特訓をする。でも、師匠は教えるのが苦手で、二人の相性も悪く、九太は、全然上達しません。
でもある日、真似を始めるんです。
歩き方、動き方、師匠の全ての真似をする。
当然、師匠は自分が真似されているような気がして怪訝な顔をするんですが、それでも九太は、ひたすら真似する。
そしたら、ある日訓練の時、今までやられっぱなしだった九太が、師匠と同じ速さで動くことができるんです。
師匠は、びっくり…何が起きたか、分からない、という感じ。
これと同じことが、実際にも起こるんです。
NLP(神経言語プログラミング)という心理学では、これを「モデリング」と言います。
自分が習得したいスキルを持っている人の、色んな部分をただ真似てみる。
そうすると、自然と自分の中にあるのに今までうまく出すことができなかった力がするっと出てきて、参考にしたい人と同じようにうまくできる。
人間の脳には、そんな能力があるんですね。
人には、もともと色んなことをできる能力があります。
だって、子どもは、歩けもしない、話せもしない、そんな状態から、大人の見よう見真似で、歩けるようになったり、話せるようになったりするんですから。
年齢を重ねれば重ねるほど、自分のやり方を崩すことには抵抗を覚えるかもしれません。
でも、モデリングは、その気になれば誰でも気軽にできる、現状打破へのいい方法なんです。
自分の眠っている能力を引き出す方法、というのが正しいかもしれません。
話し方、生活スタイル、服装、何でもいいので、さりげなく真似てみましょう。
(真似されることが嫌な方も多いので、気づかれないようにするのが大事です!)
人の色んな能力を真似て、自分のものにすることで、それは自分らしさと相まって、立派なオリジナルになります。
いくら真似しても、100%同じになることはほぼあり得ないので、人の良いところはどんどん取り入れて、新しい自分を発掘していきましょう(^^)
私は、人に対してプレゼンをするときに緊張したりするとうまくできないのですが、プレゼンが上手いと思った人のことを思い出し、自分がその人になりきったつもりになってイメージトレーニングし、さらにプレゼンを始める前にも、その人が乗り移ったような感覚でプレゼンをすると、不思議とうまく行きます。
是非一度、やってみてください!